NHKスーパープレゼンテーション(TED)おすすめ4選
まずTEDとは?
ーIdeas worth spreading (広める価値のあるアイデア)の精神のもと、学術・エンターテインメント・デザインなど、様々な分野の第一線で活躍する人物を講師として招き、定期的にカンファレンスを開催しているグループです。
カンファレンスの模様は、TED Talksという動画アーカイブとしてインターネットを通じて全世界に無料で公開されています(随時更新)。
過去の講演者にはボノ(U2)、ビル・クリントン(元米大統領)、アル・ゴア(元米副大統領)、セルゲイ・ブリン&ラリー・ペイジ(Google創業者)をはじめ、各界の最前線で活躍する実業家、研究者、アーティストが世代や国境を越えて名を連ねています。
https://matome.naver.jp/odai/2130899017379563201
簡単に言うと、各分野のすごい人が10分くらいのプレゼンであれこれ語ってくれるのです!!
英語の勉強にもなるし、自分の知見を広めることにもつながるのです。
→TEDのサイト
→NHK過去の放送されたプレゼン一覧
英語の勉強にもなるため、英語学習者は知っている人も多いかと思います。NHKでも字幕版と吹き替え版が放送されていたりします。
その中で個人的によかったTEDを幾つか紹介したいと思います。
1.30歳は昔の20歳ではありません。
ー臨床心理学者メグ・ジェイは、社会通念とは逆に20代は無駄にしても良い10年間ではない、と20代の若者に対してはっきりとしたメッセージを投げかけます。ジェイはこの刺激的なトークで、結婚や仕事や出産が人生の遅い段階で起こる傾向があるからと言って今計画を始められないわけではないと語ります。人生を決定付ける10年間を20代の若者が成人期を有効に活かすための3つのアドバイスを贈ります。
2.幸せのメカニズム
ー私たちは幸福になるために努力し成功しなければならないと思っていますが、逆だとしたらどうでしょう? このTEDxBloomingtonでの目まぐるしくも楽しい講演で心理学者のショーン・エイカーは、幸福は実際生産性や成功の可能性を押し上げるのだと言っています。
3.戦略的な非暴力のすすめ
ー「民衆に非人道性を訴えても暴力は止められない」と、アルバート・アインシュタイン研究所主席研究員のジャミラ・ラキーブは言います。私達は暴力と同じくらい強力で効果的な、他の紛争遂行の方法を見出す必要があるのです。ラキーブは圧政の下で暮らす人々に、非暴力抵抗運動を奨励しています。しかも抵抗の方法は街頭デモ以外にも数多くあるのです。彼女が語るのは、世界中に変化をもたらし私達の励みとなる創造的な戦略の実例と、武力紛争のない未来という希望に満ちたメッセージです。「人類にとって最大の希望は暴力を非難する事ではなく、暴力を『過去の遺物』にする事にある」と、ラキーブは語ります。
4.機械に仕事が奪われる?
ーこれはあまり耳にすることのないパラドックスですが、1世紀に渡り人間に代わって仕事をする機械が作られてきたにもかかわらず、アメリカで仕事に就く成人人口の割合は過去125年の間増え続けているのです。どうして人間の労働が余計になったり、人間のスキルが廃れたりしないのでしょう? 仕事の未来に関するこの講演で、経済学者のデイヴィッド・オートーが、なぜ未だこんなにも多くの仕事があるのかを問い、驚きと希望に満ちた答えを出します。
ほとんど引用になりましたが..私もNHKのサイトをみていてちょっとみてみたいなと思う動画があったので、この記事を書き終わったあとにみてみようかなと思います。
それでは!
近読シリーズ第2回
本自体読む機会が減ってきているのですが、そんな中で面白かった本を紹介できたらと思います。
エリートに負けない仕事術 ~超ブラック企業の元OLが、世界一の外資系企業で活躍するまで大切にしてきた「仕事のキホン」~
- 作者: ずんずん
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2016/02/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
仕事術の本です。ずんずんさんはtwitterもやっていて(@zunzun428)学生時代から、
外資系はつらいよなども読んだことがあったのですが、こちらの本では上司に対する対処方や部下として求められている行動などを考える上で、新社会人になった自分としてはなかなか学ぶものがありました。活字ですが、文章が短いので、読みやすいです笑
外資系投資銀行での日常を漫画にした「外資系はつらいよ」もおすすめです。
2.日の名残り
- 作者: カズオイシグロ,Kazuo Ishiguro,土屋政雄
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2001/05
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 190回
- この商品を含むブログ (268件) を見る
この著者は日本生まれのイギリス育ちの作家さんだそうで、NHKの小説から学ぶ英語みたいなタイトルの番組で紹介されていたことから興味を持ち読みました。
第二次世界大戦頃、イギリスの名家に勤めていた老紳士の小旅行をしている間における過去の回想がメインのストーリであり、一人称で物語は語られます。
物語自体も趣きがあって良いのですが、一人称で語られるがゆえの主人公の語り口と実際の事実と思わしきことがらとのズレがよりいっそうキャラクターに人間味を与えているような、そんな作品でした。
昔読んだアガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』も少し似たような構造がありますが、『日の名残り』の主人公の方がより共感ができるという人も多いと思います。
~最近の日常~
時間だけはあった春休みから社会人へとなり、週3で通っていたジムもさぼりがちで今週は一度も行かず。読書もできておらず、通関士の資格のためにスキマ時間を作りなんとか勉強したいと思っている毎日です。あ、英語の勉強は全然ですね。たまにバイリンガールの動画を通勤途中にみて気分転換したりしています。英語しゃべりたいなー。
この職場全然英語使わないから残念だ。仕事で英語の勉強できたらな、とかおもうんですが。ですが貿易の勉強にはなっています。
でもこの前同期会したメンバーも疲れて休みの日は寝てばっかって行ってたなぁ。
最初の頃ってそういう人多いんでしょうか。
やっぱりどこの職場も大変な人は多いみたいで、本社に移りたいなとか考えてたんですが、本社に勤めてる子たちからするとえーっと驚かれたり。(でも俺の派遣先は嫌らしい笑)
そんな感じです。
第一弾2017年4月6日 私が最近読んだ本の感想〜
本を読みっぱなしもあれなので、読んでそれなりに面白かった本はこの場で紹介していけたらなと思います。
最近読んだ本を略して「近読」。初回ということでまず3冊紹介したいと思います。
まず1つ目。
- 作者: ドナルド・J.トランプ,トニーシュウォーツ,Donald J. Trump,Tony Schwartz,相原真理子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/02/06
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 16回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
以前トランプに関する書籍がこの本から多数引用されていたため、彼を知るにはこちらを読んだ方が早いと思い購入。
それなりに読むのに時間がかかったが、トランプ自身のパーソナリテイを知る上では有用である点と、少なくとも彼がビジネスの世界においては成功していることは確かなため、彼の仕事に対する哲学のようなものをなんとなく学ぶことはできた。
ただ自伝であることと彼のパーソナリティを考慮すると、書かれていることは吟味しながら耳半分にして聞くくらいが良いのかもしれない。
2.
人生は20代で決まる――仕事・恋愛・将来設計 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: メグ・ジェイ,小西敦子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2016/04/07
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログを見る
内容
「人生の重要な出来事や決断は20代でなされる。20代の過ごし方は非常に重要である。キャリアや結婚を考えると決して『30代は新しい20代』ではなく、決断を先延ばしにしてはならない」
この著者についてはFacebookでTEDのプレゼンがリンクされていて、私自身刺激を受けたため、購入。
20代について多くの人は、時間はまだたっぷりあるとか人生はいつからでもやり直せるというアドバイスが数多くあります。それは間違っていないのですが、統計上20代のキャリアは今後の年収に関わったり、女性でも不妊治療の医療費の高騰化が社会問題になっているという現実があります。
どのように自分の人生を形成していきたいのかを考える上では非常に役に立つ内容であると思います。
内容としてはユニークな患者と先生のやりとりが面白く、まるで自分自身が彼女のクライアントのような感覚があり、特に前半のキャリア形成に関する内容は楽しく読むことができました。
TEDはこちら
TEDの内容を文章化したものがこちら
3.
やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける
- 作者: アンジェラ・ダックワース,神崎朗子
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/09/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (12件) を見る
〜内容〜
「アメリカではGRIDというやり抜く力が就職などでも評価されてきており、それは後天的にも伸ばすことができる。まずは一つのことを続けてみることが大事である。」
最近売れてるビジネス書ということで一読。たぶんこの著者もTEDで講演されています。
数多くの習い事をやってはやめ、バイトも短期間しかやっていなかった私としてももう少し頑張れば「根性」がついたのかなと感じる内容でした。もちろん合う会わないといった判断も入りますし、辛い環境を我慢する人が人を搾取するブラック企業を増長させてしまうのかなとも思いますが。
ただこの本を読んで思ったのが、GRIDを持つ人は会社や社会にとって役立つだけでなく、個人においてもGRID(≒根性、とも読めますが)があれば、より豊富な経験や訓練の機会を得ることができたのではないかなと感じた次第です。
以上第一回、近読でした!
(すべて翻訳されたアメリカの本になっていたことに気付きました。たぶん、私がアメリカかぶれ野郎なせいだと思います。)